資格は、ただの通行証。そこから何を成し遂げるかが勝負だ。

共感ストーリー

1級土木施工管理技士、第一種電気工事士。
この2つの国家資格を一発で取った。正直、めちゃくちゃ勉強した。
本業、家庭、子育て。全部を抱えながら、深夜に机に向かい、昼休みに問題を解き、スキマ時間を全部詰め込んだ。
でも——俺は思う。

「資格はゴールじゃない。通過点だ。」

資格を取っただけで何かが変わると思ってる人がいたら、それは違う。
むしろ、そこからが本当のスタートだ。
資格ってのは、言うなら“信用の名刺”みたいなものだ。
だけど、それをどう振る舞い、どう現場で使うかで、本当の意味が生まれる。


資格がくれたのは「チャンス」。そこから先は、自分の覚悟次第。

資格を取ったあと、会社は僕を専任技術者に任命してくれた。
さらに、安全責任者としても指名された。
それによってプロジェクトの中心に立つ機会が格段に増えた。
でも、それは「資格を持ってるから任された」んじゃない。

資格を活かせるように、現場で信用を積み上げ続けてきたからだ。

工程を1日でも短くするために、朝5時台に現場入りしたこともあった。
法規の確認、施工の段取り、業者との調整、安全対策、全部やった。
わからないことは自分で調べた。誰にも頼らず、ただひたすら前に進んだ。

そしてある日、社長から言われた。

「お前がいてくれると安心する」

その瞬間、「あぁ、資格が“信用”に変わった」と思えた。


目指すのは、「社長」。ただし、目的はカッコつけじゃない。

俺の目標は明確だ。自分の会社をつくる。社長になることだ。
でも、それは金持ちになりたいとか、目立ちたいとか、そういうんじゃない。

「自分の手で、仲間の人生を背負える人間になりたい」
そう思っている。

今、目の前にいる後輩たちが、自分の成長にワクワクできる環境をつくりたい。
「どうせ俺なんて」と思ってる職人が、誇りを取り戻せる現場をつくりたい。
現場の汗が、正当に評価される仕組みを、自分の手で変えてみたい。
そのために、資格を活かして、実績を積み、信頼される人間であり続けたい。


キャリアは「奪われない武器」を集める旅

僕はこれからも、資格を増やす。
でも、資格だけじゃ足りない。
財務、マネジメント、心理学、マーケティング——全部勉強する。
建設だけじゃない、あらゆる分野の武器を自分の背中に背負っていく。

なぜなら、社長は“なんでもできる人”じゃなくて、“仲間を導ける人”でなければいけないから。

そのために、日々動く。学ぶ。書く。伝える。
このブログも、自分の言葉で人生を切り開くための武器だ。


最後に

もし、この記事を読んでくれているあなたが
「資格を取ろうか迷っている」「取ったけど次の一歩がわからない」
そんな状態だったとしたら、僕は伝えたい。

資格は、ただのカード。でも、そのカードを「伝説の武器」に変えられるのは、あなた自身だ。


▶︎次回予告

次回はちょっとブレイクタイム。
熱血キャリア論は一旦お休みして、
「子どもたちと過ごした、週末のかけがえのない時間」について書こうと思います。

公園で走り回ったり、コンビニで買ったお菓子を分け合ったり——
そんな小さな幸せこそが、人生を動かすエネルギーになると感じた週末でした。

等身大の、何気ない日常。
だけど、僕にとっては宝物みたいな時間です。

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