はじめに
現場の仕事って、本当に多い。
安全管理、作業段取り、材料の発注、職人への連絡、そして報告業務。
頭の中が常に“パンク寸前”になっている人、僕だけじゃないはずです。
そんな僕がたどり着いたのが「Googleスプレッドシート」。
最初は「なんか難しそう…」と思ってましたが、使ってみると、とにかく現場と相性がいい!
今回は、IT初心者の僕でもできた**「スプレッドシート現場管理術」**を紹介します。
スプレッドシートが現場に向いている理由
- 無料で使える(GoogleアカウントがあればOK)
- リアルタイムで共有できる(同時編集OK)
- スマホ・タブレットからもアクセスできる
- 印刷して紙にもできる
つまり、**「紙でもデジタルでも対応できる、ちょうどいい柔軟性」**があるんです。
実例①:工程表をガントチャート風に整理!
どんな現場でも必要な「誰が・いつ・何をするか」を整理した表です。
担当者・作業内容・日程をまとめることで、段取りミスが激減します。
📌ポイント
- 担当者が明確で「抜け漏れ」がなくなる
- スマホでも見やすく、現場でも即確認可能
- 色付けすれば、簡単なガントチャートとしても使える
実例②:日報・作業予定表で現場の「伝え漏れ」をゼロに
紙のホワイトボードや口頭連絡だけでは、どうしても伝達ミスが出る。
それを解消してくれたのがこの「作業予定表」。
📌ポイント
- 日付ごとに作業内容と注意事項を共有
- 変更があってもリアルタイムで修正可能
- 「誰が見るか」を意識して、シンプルに作るのがコツ
前日にスマホで見てもらうだけで、職人さんの動きが変わります。
実例③:資材・工具管理で“ムダ買い”と“紛失”を防ぐ
最後は、資材や工具の管理表。
在庫や貸出状況を可視化することで、重複購入や「誰が持ってるの?」問題を防げます。
📌ポイント
- 持っている数、貸出状況、注意点を一目で確認
- 備考欄で点検時期や注意点も記録できる
- 貸出中の記録があるだけで、トラブルが減る
最後に:「スプレッドシートで管理」は、チームの信頼をつくる
最初は「面倒くさそう」「誰も見ないんじゃ?」と思ってました。
でも、使っていくうちに**「現場が整う」感覚**が生まれてきた。
- 情報がひとつにまとまる
- 抜け漏れやダブりが減る
- チームで共有できる
結果的に、**「〇〇さんが作ってくれてるから助かってる」**って声も出るようになった。
スプレッドシートは、ただの道具じゃない。
現場の効率だけじゃなく、信頼関係もつくってくれるツールだと思います。
▶︎次回予告
現場の効率化が進んだら、次に整えたいのは**「お金の管理」**。
次回は、共働き・子育て世帯のリアルな家計をもとにした、
**年間500万円生活の予算設計と“見える化家計術”**について書いてみます。
毎月の支出と貯金、どこをどう整えるとラクになるのか?
目標に向かって“家族で貯める”ためのリアル戦略、ぜひご覧ください。
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