■ あのAppleが「ダサい」と言われる時代が来た
SNSを眺めていたある日、ふと目に入った投稿に思わず目が止まった。
「Appleって、もうオジサンのブランドじゃね?」
正直、胸がざわついた。
だってAppleって、かつては「未来」そのものだったはずだ。
僕ら世代にとって、iPodやiPhoneの登場は、まさに革命だった。
でも今、それが「つまらない」「保守的」「高すぎる」と言われている。
しかも、Z世代を中心に本気でそう思ってる人が増えている。
それって、本当に“Appleの劣化”なのか?それとも、僕らの価値観の変化なのか?
■ 僕たちはAppleと一緒に年を取った
Appleが輝いていたあの頃を、僕はリアルに知っている。
- 白くて洗練されたデザイン
- シンプルで直感的なUI
- スティーブ・ジョブズの伝説のプレゼン
- iPod、iPhone、iPadの衝撃
Appleは、僕たちに「新しい世界」を見せてくれた。
でも気づけば僕たちは30代・40代。
Appleが“オジサンのブランド”に見えるというより、僕たちがAppleと一緒に“オジサンになった”のかもしれない。
■ Z世代がAppleに抱く“違和感”
Z世代にとってのAppleは、
- 「変わらない」デザイン
- カスタムできないUI
- 高すぎる価格設定
- “親が使ってるやつ”というイメージ
代わりに、AndroidやChromebookが「遊び心」や「自分らしさ」を表現できる存在になっている。
つまり、彼らにとってAppleは“完成されすぎていて、つまらない”のかもしれない。
■ ブランドは老ける。でもそれは悪いことじゃない
Appleは今、
- プロ向けスペックの追求
- ビジネスユースの信頼性
- 医療・教育・防災分野への展開
“若者向け”から“社会のインフラ”へと進化している。
これは、かつての「かっこよさ」を失った代わりに、
“信用”と“責任”を得た大人のブランドになった、ということじゃないか?
■ Appleが変わったんじゃない。僕らの「ときめき」が変わった
Appleにワクワクしなくなったのは、Appleのせいだけじゃない。
僕たち自身が、新しい“ときめきの対象”をまだ見つけられていないだけかもしれない。
革新を待つんじゃなく、
自分で“これからのスタイル”を選び取る時代に、僕たちは来ている。
■ おわりに
Appleが“オジサン化”してるというより、
社会の変化とともに、ブランドの位置づけが変わっただけ。
- 誰かに憧れる時代から、自分で選ぶ時代へ
- テクノロジーも、好みも、個性に合わせて選ぶ自由がある
変わったのはAppleじゃない。
僕たちが、自分のスタイルを見直すタイミングに来ているんだと思う。
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